紫陽花のソナタ ultra over-developed


Canon EOS7S/Fuji Superia400(ネガ現像/約4倍増感)

「増感現像」によるテストシリーズより。

増感現像とは、現像時間を通常より長くすることで現像を促進させ、濃い原版を獲得することなのですが、感度をフィルムの実効感度よりも高く設定して撮った場合などに有効な手法です。

例えば、ISO400のフィルムを800に設定して(つまり露出を少なくして)撮影し、現像時間を長くして適正露出に近い画像を得ることができるというものです。暗い撮影シーンで、感度を上げなければ撮影できない(ぶれてしまう)等の場合の緊急対応的な方法としてフィルム時代には使われることもありました。

この増感現像の結果の特徴として、高いコントラスト(明と暗のメリハリが強い)と粒状感(ざらざらした粒々が浮き出ること)が顕著に現れるという点が挙げられます。これらの特徴を生かした作品作りができるということであえて使う写真家もいたりしました。

ということで現代にもそんなおかしな奴がここにいるということでちょっといろいろやってみました(*゚∀゚)=3
今回も引き続きテスト原版からですが、元は感度400のネガフィルムを800に設定して撮影しています。多重露光(二回露光)していますが合わせてややアンダーになるよう撮っています(多重が絡むと少しややこしいですね…)。

このフィルムは約4倍の増感をしていますが、通常より濃い原版になるようテストしたためなかなか濃いオーバー原版となり、かなり高コントラストで粒状感の強い画像となって現れました。

元の被写体はステージ上のピアノ演奏とあじさいの花です。カラーバランスも崩れており、実際の色合いとかなり異なっております。これはこれで味があっていいという意見もあるとかないとか…(*^_^*)

もう少しテストしてから本格的な作品作りに入りたいと思います。
協力してくれたラボには感謝です!
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テーマ : ある日の風景や景色 - ジャンル : 写真

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